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初戦目前、奉仕活動に汗=「試合でも元気を」−愛媛県立吉田高野球部員・西日本豪雨

2018-07-13 05:31

大きな被害が出た愛媛県宇和島市の吉田地区で、土砂を運ぶなどボランティア活動をする県立吉田高校野球部員=12日

愛媛県内で最も人的被害が多かった宇和島市の吉田地区。被災した家屋などの後片付けに追われる住民らの中に、ボランティア活動に汗を流すユニホーム姿の集団がいた。県立吉田高校野球部員は、試合前日にもかかわらず練習帰りに汗を流した。「試合でも全力プレーで頑張り、地域に元気を与えられれば」。夏の甲子園を目指し、同校野球部は13日午後に初戦を迎える。
同校は吉田地区の中心部にあり、近くの昔ながらの商店街には今もあちこちに土砂が堆積し、壊れた家財道具などが路上に積み上げられている。
同地区に自宅があり、一時孤立状態になったという2年生森口大雅さん(16)は、チームメートらと袋詰めにされた土砂やごみの運搬作業などを手伝った。
森口さんらによると、ボランティア活動は11日に再開された野球部の練習後、自然の流れで始まった。12日は松山市内で愛媛大会の開会式が行われ、その後の練習を終えてから再び駆け付けた。森口さんは「いつも応援してもらっている。地域が困っているので助けたい」と話す。
後片付けを手伝ってもらった商店街の男性(71)は、「もう感謝、感激」と部員らに何度も頭を下げた。隣に住む主婦(35)も「本当に助かりました」と笑顔で話し、「被災して大変だが、気分を晴らしてくれるような試合をしてほしい」とエールを送った。

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