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小林陵、最多勝に望み=「勝って申し訳ない」―W杯ジャンプ男子

2019-03-15 16:36

【トロンヘイム(ノルウェー)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子で14日、日本男子初の総合優勝を決めている小林陵侑(土屋ホーム)が個人第25戦(HS138メートル、K点124メートル)で今季12勝目を挙げた。ヒルサイズをただ一人越える圧巻のジャンプをそろえ、141メートル、141.5メートルで完勝。3戦ぶりの勝利に「ほっとした」と笑みを浮かべた。
W杯は残り3戦。ペテル・プレブツ(スロベニア)が持つシーズン最多15勝に並ぶ望みをつないだ。年末年始のジャンプ週間中は「無理なんじゃないか」と話したが、大飛躍を連発した22歳には可能性を感じさせる。
この日は昨年の平昌五輪団体金メダルメンバーで、地元ノルウェーのアンドレアス・スティエルネンの引退試合。2回目の最終ジャンパーだった小林陵が飛ぶ直前、相手は暫定トップに立っていた。「有終の美」を期待した地元ファンの期待を打ち砕き、「申し訳ないけど勝っちゃいました」と謝った。
最後の3戦は、いずれもHS240メートルと最大級のフライングヒルで行われる。「難しい戦いになると思う。でもフライングは楽しいし、できるだけのジャンプを見せたい」と意欲十分だった。
[時事通信社]

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