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皇居でお祝いの記帳=天皇陛下在位30年

2019-02-24 18:08

政府主催の天皇陛下在位30年記念式典が行われた24日、皇居の宮内庁庁舎前には多くの人がお祝いの記帳に訪れた。来訪者からは皇室への親しみとともに、長年にわたり国民を思い続けてこられた天皇、皇后両陛下への感謝の声が相次いだ。
皇居の坂下門には、午前9時半の開門前から記帳を希望する人で長い列ができた。北海道や九州から訪れた人もおり、宮内庁によると、午後4時すぎの閉門までに7986人が記帳した。
旅行中に立ち寄ったという北海道新得町の無職村瀬弘さん(78)は「両陛下は平和のために尽くされ、北海道地震の際も被災地に来てくださった。感謝の一言です」。家族で訪れた東京都港区の小学1年生阿川正理さん(7)は自分と両親の名前を記帳したといい、「照れくさい気持ち」とはにかんだ。
愛子さまと同い年の孫がいるという横浜市の会社顧問前田義寛さん(83)は、「両陛下と結婚した年が同じで、戦争や疎開を経験した同世代としてもずっと親しみを感じていた」と話し、「両陛下には退位後の人生も楽しんでいただきたい。30年間ご苦労さまでした」と笑顔を見せた。
皇居・宮殿では午前10時半から、皇太子ご夫妻ら皇族方による両陛下への祝賀が行われた。「ご即位30年、心からお祝い申し上げます」と述べた皇太子さまに、陛下は「どうもありがとう」と笑顔で応えていた。
[時事通信社]

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