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安倍首相、根本厚労相の罷免否定=統計不正「再発防止に全力」

2019-01-29 18:12

参院は29日の本会議で、安倍晋三首相と全閣僚が出席して、2017年度決算の概要報告と質疑を行った。首相は、厚生労働省の毎月勤労統計の不正調査問題をめぐる根本匠厚労相の責任について、「再発防止に全力を尽くすことで政治の責任を果たしていく。根本氏にも引き続き全力で取り組んでほしい」と述べ、罷免を否定した。
立憲民主党の風間直樹氏が「閣議決定のやり直しという異例の事態になり、国民生活に多大な影響が及ぶ騒ぎになっている。この責任は極めて重大だ」として、根本氏の罷免と首相の辞任を求めたのに対し答えた。
風間氏は、14年3月の予算委員会などで首相が毎月勤労統計を基にアベノミクスの成果を主張していたとして「根拠は崩れた」と指摘。これに対し首相は「今回の再集計により下方修正となった18年の(名目賃金の)伸び率の数値のみを示して成果だと強調したことはない」と反論した。
根本氏は「統計の信用性確保、速やかな追加給付など今後の対策にしっかり取り組むことで責任を果たしていく」と語った。公明党の新妻秀規氏への答弁。
衆参両院では、30日から3日間の日程で首相の施政方針演説など政府4演説に対する各党代表質問が行われ、論戦が本格化する。
[時事通信社]

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