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不安残る稀勢の里=相撲勘、体力戻せるか―大相撲初場所

2019-01-07 16:53

大相撲初場所(13日初日、東京・両国国技館)を控えた7日、横綱審議委員による稽古総見に進退が懸かる稀勢の里が参加した。九州場所は1勝もできずに5日目から休場し、奮起を促す「激励」決議まで受けた中、初日まで1週間を切った状況では不安を残す内容だった。
横綱、大関陣との申し合いで6番を終えると、両膝に手をついて大きく肩で息。左太ももを打ち付けた影響もあって、そのまま打ち切った。
体力が自慢だった稀勢の里らしくない姿。本人は「体がすんなり動いてよかった。自信になった」と振り返ったが、横審の北村正任委員長は「やっぱり少し不安が残る。あと4、5番でも取ってもらえたら、もう少しいろいろなことが分かったかもしれない」と物足りなさを指摘した。
ここまでは弟弟子の大関高安や平幕琴奨菊らと手合わせし、番数は多くても20番ほど。四股やすり足などの基礎運動に終始した日も目立っており、相撲勘やスタミナをどこまで取り戻せるのか。八角理事長(元横綱北勝海)は「まだ軽い。本人が一番歯がゆいんじゃないか」。本来の姿にはほど遠いとみている。
[時事通信社]

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