特集


先進国と途上国、対立のまま=10日から閣僚級会合―COP24

2018-12-09 20:03

【カトウィツェ時事】ポーランドで開かれている気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は、10日(日本時間同)から閣僚級会合が始まる。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の運用ルールをめぐる交渉は、8日に事務レベルによる前半の議論を終えたものの、先進国と途上国の意見は対立したまま。閣僚級会合を経てどこまで実効性のあるルールに仕上げられるかが焦点になっている。
今年採択することが決まっている運用ルールは、温室効果ガスの排出削減目標や地球温暖化への適応策、資金支援、技術移転などのテーマごとに議論している。
このうち、温室ガスの排出削減目標をめぐる事務レベル協議では、中国やサウジアラビアといった途上国グループが先進国のような能力がないことを理由に、温室ガスの計算方法や盛り込むべき情報の内容などで先進国と差をつけるよう主張。先進国は、パリ協定下では先進国と途上国の区別なく排出削減に取り組まなければならないことを理由に、できるだけ同じルールを作るべきだと反論し、平行線をたどった。
閣僚級会合には、日本から原田義昭環境相が出席。運用ルール作りの議論に参加するほか、現在行っている途上国への資金、能力開発の支援策について説明する。
[時事通信社]

その他 特集記事