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米大統領、サウジの対応「満足せず」=記者殺害、録音把握は否定

2018-10-21 09:15

【ワシントン時事】トランプ米大統領は20日、西部ネバダ州で記者団に対し、トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館で行方不明になった米国在住のサウジ人記者ジャマル・カショギ氏が死亡した事件について、サウジ政府による調査や説明に「満足していない」と表明した。
サウジ検察当局は20日、予備調査の結果として、カショギ氏が死亡したことを国営メディアを通じて発表。関与が疑われるサウジ国籍の18人を拘束し、情報機関高官ら政府の責任も認めたものの、ムハンマド・サウジ皇太子の指示の有無について説明はなかった。
トランプ氏は、サウジ政府の対応について「大きな一歩を踏み出したが、解決策が見つかるまで満足しない」と語った上で、サウジへの制裁も「あり得る」と改めて強調した。皇太子の関与を明らかにしないサウジ側の説明をめぐっては、与党・共和党からも「疑わしい」と反発する声が上がっている。
米紙ワシントン・ポストは20日、カショギ氏が殺害された時の状況を録音したものだとトルコ当局が主張する音声記録を米中央情報局(CIA)当局者らが把握していると報じた。これに対してトランプ氏は、音声などの記録は「政権内で誰も見たり聞いたりしていない」と否定した。
[時事通信社]

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