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トルコ当局、捜索続行=遺体隠した可能性も―サウジ記者死亡事件

2018-10-21 19:40

【イスタンブール時事】トルコ捜査当局は20日から21日にかけ、サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の死亡をサウジ検察が認めたことを受け、遺体が遺棄された可能性がある場所での捜索や、容疑者が訪れたとみられる場所で回収した監視カメラの分析を進めた。トルコ側は、カショギ氏がイスタンブールのサウジ総領事館で計画的に殺害されたとの見方を変えておらず、ムハンマド皇太子による指示があったのかどうかも含めて慎重に捜査しているもようだ。
サウジは20日未明の発表で、カショギ氏は総領事館にいた人物と口論になり殴り合いに発展して死亡したと主張し、その事実が「隠蔽(いんぺい)されようとした」と指摘した。
ただ、遺体がどのように扱われたかについては不明のまま。サウジ側が遺体の状況から入念に準備された殺害であったことが発覚するのを恐れ、情報を隠していることもあり得る。トルコ捜査当局は、カショギ氏が行方不明になった2日に総領事館を出た車が立ち寄った場所を重点的に調べており、これまでにイスタンブール近郊の森などが捜索対象になった。
[時事通信社]

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