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服役中の男が立案か=地面師詐欺、16年ごろ計画―積水ハウス55億円被害・警視庁

2018-10-17 19:39

積水ハウス(大阪市)が東京都品川区の土地取引をめぐり約55億円をだまし取られた事件で、地主に成り済ます「地面師」詐欺を立案したのは別件で服役中の男(65)とみられることが17日、捜査関係者らへの取材で分かった。2016年秋ごろに計画したといい、警視庁捜査2課は男が事件に関与した可能性が高いとみて、慎重に調べている。
男は15年11〜12月、杉並区の土地取引をめぐる地面師事件の主導役として、詐欺容疑などで逮捕された。現在は有罪判決を受けて服役している。
捜査関係者らによると、男は杉並の事件で逮捕され、保釈中だった16年秋ごろ、今回の事件の舞台となった品川区西五反田の土地と地主の女性に関する情報を得たという。男はその情報を基に、女性に成り済まして土地購入代金をだまし取ることを立案したとみられる。
捜査2課は、立案を受けてカミンスカス操容疑者(58)=フィリピンに出国、偽造有印私文書行使などの容疑で逮捕状=らが事件を主導し、17年3月ごろ、不動産会社の実質経営者生田剛容疑者(46)=同容疑などで逮捕=が積水ハウスに土地の売却話を持ち込んだとみている。
同課はこれまでに地面師グループら男女8人を逮捕。カミンスカス容疑者ら逮捕状を取っている残りのメンバー数人の行方を追うとともに、詐欺容疑も視野に捜査を進めている。
[時事通信社]

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