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「地面師」ら強制捜査へ=積水ハウス63億円被害―東京都品川区の土地取引・警視庁

2018-10-16 06:01

積水ハウス(大阪市)が東京都品川区の土地購入代金をだまし取られた問題で、地主に成り済ました「地面師」グループが関与した疑いが強まったとして、警視庁は近く、電磁的公正証書原本不実記録未遂などの容疑でグループ約10人に対する強制捜査に乗り出す方針を固めた。捜査関係者への取材で15日、分かった。
積水ハウスや捜査関係者によると、問題になっているのは品川区西五反田にある約2000平方メートルの土地。同社は昨年4〜6月、この土地の購入代金として、取引を仲介していた都内の不動産会社に計約63億円を支払い、大部分が地面師グループに渡ったとみられている。
積水ハウスは東京法務局品川出張所で所有権の移転登記をしようとしたが、地主を名乗っていた女のパスポートなどが偽造品と発覚し、登記申請は却下された。同社には最終的に約55億5000万円の損害が生じ、昨年7月の中間決算で特別損失として計上した。
[時事通信社]

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