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「もっと早く出せば」=理事長声明に苦言も―文科省など

2018-08-03 22:01

日本大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題に絡み、田中英寿理事長が謝罪する声明文を出したことに、所管する文部科学省やスポーツ庁からは3日、「もっと早く出せば良かったのに」と苦言を呈する声が聞かれた。
田中理事長のコメントは問題発覚後初めてで、第三者委員会の最終報告を受けて対応する形となった。文科省幹部は「誰かに入れ知恵をされて声明を出したのではないか。説明責任を果たしていない」と批判した。
タックル問題などを受け、超党派のスポーツ議員連盟は7月、スポーツの健全性確保などを求める提言を林芳正文科相と鈴木大地スポーツ庁長官に行った。議連関係者は「理事長は責任を取るべきだ」と語った。
一方、日大の牧野富夫名誉教授らは3日、文科省内で記者会見し、田中理事長を含む全理事の辞任を求めた。牧野氏は「トップだけでなく体制そのものを排除しないと、前近代的な体質を変えることはできない」などと訴えた。
スポーツ庁幹部は「第三者委員会からの再発防止策をいかに具体化するかだ」と述べ、日大の再生を注視する考えを示した。
[時事通信社]

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