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逃走1週間、足取り不明=バイク盗み、ひったくりか―事前に計画の疑いも・大阪

2018-08-19 15:00

大阪府警富田林署から樋田淳也容疑者(30)が逃走した事件は、19日で発生から1週間が経過した。逃走が計画的だった可能性も浮上しているが、依然足取りは不明のまま。樋田容疑者の関与が疑われるひったくりが相次ぐなど、市民の間に不安が広がっており、府警は3000人態勢を維持し、捜索を続けている。
樋田容疑者は12日午後7時半ごろから約30分間弁護士と接見。その後、一人きりになった際に、面会室のアクリル板を壊して逃走したとされる。
捜査関係者によると、樋田容疑者は弁護士に「接見終了は自分で知らせる」と告げ、退出を促していた。同署では面会室の出入りを知らせるブザーが機能しておらず、同容疑者が一人になる時間が生じていた。3枚あるアクリル板のうち1枚にだけ蹴ったとみられる足跡が残っていたといい、板の不具合などを把握し、逃走を計画していた疑いがあるという。
樋田容疑者は同日午後8時半ごろ署の近くで自転車を盗み、同府羽曳野市へ移動。自転車を乗り捨てた後、実家のある隣の松原市で黒色の原付きバイクを盗んで逃走を続けているとみられる。
府警が注目しているのが、13〜15日に羽曳野市と大阪市で計4件発生したひったくり。いずれも犯人は黒いバイクに乗る男で、同容疑者が逃走資金などを得るために行った疑いがあるという。
発見された被害品から樋田容疑者の指紋は検出されていないが、捜査関係者によると、同容疑者は過去に逮捕されたひったくり事件でも、手袋をしていたことがあった。
捜査本部は、同容疑者が昼間はインターネットカフェなどに潜伏し、夜間に活動している可能性が高いとみており、こうした施設への聞き込みや、防犯カメラの映像の解析を進めている。
[時事通信社]

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