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公平な対日貿易を期待=「強いドルは国益」―米財務長官

2018-07-21 23:58

【ブエノスアイレス時事】ムニューシン米財務長官は21日、ブエノスアイレスで記者団に対し、対日貿易関係は非常に良好だとしつつ、「さらに均衡が取れた公平な」貿易が必要との認識を示した。また「長期的に強いドルは米国の国益だ」と述べ、ドル高をけん制したと受け止められたトランプ大統領の発言を軌道修正した。
ムニューシン氏は同日開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では「公平、自由、相互的な貿易」の重要性を改めて訴えると説明。中国が為替市場を操作し、輸出が有利になる人民元安へ誘導していないか注視すると述べた。ただ「G20で人民元に特定した議論はしない」と語った。
対日貿易関係については「米国は繰り返し(2国間)貿易協定を締結する用意ができていると伝えている」と強調。日本の自動車メーカーによる対米投資に謝意を示しつつ、より均衡のある貿易関係に向け、対日貿易赤字の是正が必要だとの認識を示した。
一方、ドル相場をめぐっては、トランプ氏がユーロ安や中国の人民元安により「米国が(貿易で)不利になっている」と主張し、ドル高に不満を示していた。ただムニューシン氏は「大統領が為替市場に干渉したり介入したりするものではない」と釈明した。
[時事通信社]

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