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「再審請求中の執行、暴挙」=オウム豊田元死刑囚の弁護人

2018-07-27 17:37

死刑が執行されたオウム真理教の元幹部豊田亨元死刑囚(50)の弁護人だった宮田桂子弁護士らが27日、「執行は暴挙」とするコメントを発表した。豊田元死刑囚は再審請求中だったといい、「死刑にする必要が本当にあったのか」と訴えた。
コメントによると、豊田元死刑囚は「事件当時は修行の名の下にマインドコントロールされ、『妄想』状態だった」などと再審を請求していた。宮田弁護士らは「世界でテロが頻発する今だからこそ、再審で(マインドコントロールについて)問題提起したことに意味があった」と振り返った。
豊田元死刑囚は東大院の博士課程で物理学を研究した「理系エリート」だったが、在学中に出家し、教団の武装化に関与。地下鉄でサリンを散布し、26日に刑を執行された。
コメントは豊田元死刑囚について「聡明(そうめい)で誠実。本来は温厚で優しく、事件を起こした後は教義の問題性に気付いて脱会した」とつづっている。
[時事通信社]

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