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坂本弁護士の母「終わったね、安らかに」=元同僚ら会見―オウム死刑執行で

2018-07-06 17:17

オウム真理教による一連の事件で、殺害された坂本堤弁護士=当時(33)=の元同僚弁護士らが6日、横浜市内の事務所で記者会見し、松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(63)らの刑執行について知らされた坂本弁護士の母さちよさん(86)の様子などを明らかにした。さちよさんは「(坂本弁護士一家3人に)『終わったね。安らかにね』と言ってあげたい」と話したという。
同じ事務所だった小島周一弁護士(62)は6日朝、さちよさんと電話で話した。さちよさんは気持ちの整理がつかない様子で、「麻原は死刑になるべき人だとは思うけれど、人の命を奪うことは嫌だなあという気持ちもある」と話した。
さちよさんは以前、「息子(坂本さん)の性格から、自分や家族をあやめた人間であっても、本当に死刑を望むのかしら」と、複雑な胸中を明かしたこともあったという。
小島弁護士は「基本的にはまじめな若者たちが、なぜこれだけの凶悪事件に巻き込まれていったか。麻原の真摯(しんし)な言葉がなければ分からない。執行よりも、語らせることを追求し続けてほしいという気持ちがあった」と話した。
[時事通信社]

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