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「差し控え」繰り返す=オウム死刑執行命令、慎重な判断強調―上川法相

2018-07-06 16:42

オウム真理教による一連の事件で、6日の元代表松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(63)ら7人の死刑執行後、上川陽子法相は東京・霞が関の法務省で記者会見した。この時期に執行命令を出した理由などについては「差し控える」と述べるにとどまった。
会見は午後0時45分ごろに始まり、1時間近くに及んだ。冒頭、上川法相は松本死刑囚らが関与した地下鉄サリンなど13事件の概要を説明。「27人もの尊い命が奪われ、多くの人が障害を負わされた。恐怖、苦しみ、悲しみは想像を絶する」と指摘した上で、慎重に死刑執行を決断したと強調した。
しかし、質疑応答で7人の人選や執行時期について理由を問われると「個々の死刑執行の判断に関わり、答えは差し控える」と繰り返した。
執行命令書に署名したのは7月3日と明らかにしたが、検討を具体的に開始した時期は答えなかった。松本死刑囚の精神状態に質問が及んだ際は、「一般論として医師の専門的判断を踏まえ、執行を停止する理由があるか判断している」と説明するにとどめた。
[時事通信社]

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