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上祐氏「特段の思いない」=立ち入りに抵抗、怒号も―オウム後継団体

2018-07-06 17:35

オウム真理教の元代表松本智津夫死刑囚(63)らの刑執行を受け、「Aleph(アレフ)」や「ひかりの輪」など後継団体の施設前には、6日朝から多くの報道陣が集まった。公安調査庁の立ち入り検査も行われ、アレフの施設では抵抗する信者の怒号が聞こえた。一方、ひかりの輪の上祐史浩代表(55)は「(松本死刑囚に)特段の思いはない」と淡々と語った。
東京都足立区入谷にあるアレフの施設前には午後2時55分ごろ、公安庁の職員約20人が集結。一様に帽子をかぶりマスク姿で、ビデオカメラを持った職員も数人いた。「ドアを開けてください」との呼び掛けに数分間応答がなかったが、その後扉が開き、立ち入り検査に入った。
正午ごろから検査が行われた札幌市白石区のアレフ施設では、信者とみられる複数の男女の怒号が聞こえた。約2時間半後に検査を終えて出てきた男性職員は「抵抗されました」とこぼした。
ひかりの輪が入居する世田谷区南烏山のマンションでは、午前10時20分ごろ、ワイシャツ姿の上祐氏が姿を見せ、ワゴン車に乗り込んだ。同氏は正午ごろ東京・霞が関で記者会見し、「当時、私も教団において重大な責任を有しており、被害者遺族の皆さまに深くおわび申し上げたい」と謝罪。松本死刑囚について「10年以上前にアレフを脱会しているので、今は特段のかつてのような思いはない」と話した。
最近独立した新組織「山田らの集団」がある金沢市の建物にも公安庁の職員が訪れ、中に入れるよう呼び掛けたが、反応はなかった。
[時事通信社]

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