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二次被害を最大警戒=新たな避難所、専用バスも―西日本豪雨被災地

2018-07-28 19:41

台風12号の横断が予想される西日本豪雨の被災地では28日、新たに避難所を設置するなど、二次災害に最大級の警戒態勢が敷かれた。一部の自治体は土砂災害の危険があるなどとして、避難指示を出した。
岡山県倉敷市は、西日本豪雨で広い範囲が浸水した真備町地区の住民向けに、新たに避難所を5カ所開設。浸水で車が使えなくなった住民を避難所に運ぶバスも用意した。
真備町川辺の無職萩原政子さん(63)は28日夕、同町市場の老人福祉センター「倉敷市まきび荘」に娘と一緒に避難した。自宅アパートは3階で浸水しなかったが、「この前の豪雨でたくさんの車が漬かるのを見た。不安で早めに避難した方がいいと思った。台風で避難するのは初めて」と話した。
広島県では湯崎英彦知事が緊急記者会見を開き、「日曜日(29日)の朝起きた時には、風や雨により避難できなくなる恐れがある」と強調。「本日中、できれば明るいうちに、命を守るため事前に避難をしてください」と繰り返し呼び掛けた。
県は、豪雨災害で堤防が壊れた河川などの応急対策を進めた上で、避難勧告などを発令する目安となる水位を下げるなど警戒。道路も通常より少ない雨で通行止めにすることを決め、不要不急の外出を控えるよう求めた。
愛媛県では、新たに宇和島市が9カ所、西予市が23カ所に避難所を開設。両市は避難勧告などを通常より一段階早めて発令するなどの対応を取った。宇和島市などは29日のボランティア活動の中止を決めた。
[時事通信社]

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