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山口の日本酒「獺祭」、仕込み再開=台風12号に警戒再び

2018-07-28 17:16

日本酒「獺祭」で知られる旭酒造(山口県岩国市)は28日、西日本豪雨の被害で停止していた酒造りを3週間ぶりに再開した。仕込みの洗米を始め、出荷は9月中旬ごろの見込み。本社ビル1階の仮設店舗では、在庫販売を待ちわびたファンが、主力商品「獺祭 磨き二割三分」などを買い求める姿がみられた。
広島県の男性会社員(53)は、「オープンできてよかった。うれしく飲む」と笑顔をみせた。旭酒造の桜井一宏社長(41)は、「世界中からいただいた心配に応えられることがうれしい」と話した。
先の豪雨による被害額は約15億円。旭酒造は生産再開に合わせ、本社1階にあった事務所機能を上階に移すとともに、ビル内に地元住民向けの一時的な避難スペースも設けた。強い台風12号が29日に西日本を横断すると予報されており、桜井社長は「まず命を大切にして、浸水を前提に対策を講じていく」と、再び警戒を強めている。
[時事通信社]

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