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洞窟脱出、安全に懸念=救出活動の潜水士死亡―タイ

2018-07-06 17:59

【バンコク時事】タイ北部チェンライ県で6日未明、洞窟内で発見された少年らの救出活動に参加していた元海軍特殊部隊員のボランティア男性(38)が死亡した。男性は潜水して空気ボンベを運ぶ任務を担当していた。救助隊は流れ込んだ水で洞窟に閉じ込められたままとなっている少年らに潜水技術を教え、脱出させる方法を検討しているが、安全性への懸念が高まっている。
男性は洞窟の中から入り口に戻る途中、意識を失い、死亡が確認された。県副知事は「心肺蘇生を試みたが、意識は戻らなかった」と説明した。少年らの避難場所に救助隊の潜水士がたどり着くまで約6時間かかるため、男性は補充のための空気ボンベを経路に運んでいた。
海軍特殊部隊は「潜水任務では死亡事故はいつでも起こり得る。落胆することなく任務を継続する」と強調し、少年らへの物資補給や脱出準備のための潜水活動を続ける方針を明らかにした。
[時事通信社]

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