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事件当日、長野から上京か=新幹線3人殺傷で容疑者―神奈川県警

2018-06-11 23:26

東海道新幹線の車内で乗客3人が殺傷された事件で、殺人容疑で送検された無職小島一朗容疑者(22)=愛知県岡崎市蓑川町=が、神奈川県警小田原署の調べに、「(事件当日の)9日に東京に来た。それまでは長野市周辺にいた」と供述していることが11日、捜査関係者への取材で分かった。
県警によると、小島容疑者は事件が起きたのぞみ265号に「東京駅から乗車した」と供述。新横浜駅を出発して間もなく、12号車で隣席に座っていた20代女性に突然なたで切り付けた上、制止しようとした会社員梅田耕太郎さん(38)=兵庫県尼崎市=を殺害したとみられる。
調べに対し、小島容疑者は上京前の行動について、「長野市周辺で数カ月間、野宿のような生活をしていた」と話している。押収されたリュックサックには衣類などが入っていたという。
県警は、事件前の行動や生活状況、上京経路などを確認し、凶器の入手時期などを割り出す。12号車の防犯カメラの映像も解析し、全容解明を急ぐ。
司法解剖の結果、梅田さんは首を深く切られ、左動脈を切断されたことによる失血死と判明。なたで切り付けられたことが致命傷とみられ、首から胸周辺に数十カ所の傷があった。
現場検証で、同容疑者が座っていた席の指定券が見つかったことも分かった。県警は当初、自由席利用で乗車したとみていたが、この指定券は同容疑者が購入したとみて調べている。
[時事通信社]

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