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「信用できず」「責任逃れ」=内田氏ら主張、全面否定―日大第三者委・アメフット

2018-06-29 19:58

「全く信用できない」。アメリカンフットボールの悪質タックル問題を受け、日本大が設置した第三者委員会の勝丸充啓弁護士らは29日午後の記者会見で、指示を否定する内田正人・前監督と井上奨・前コーチの主張を全面否定。「スポーツマンシップのかけらもない」と指弾した。
勝丸弁護士は、内田氏らの説明は「不自然かつ不合理で、信用できる関係証拠とも矛盾する」と指摘した。2人は責任逃れに終始しているとして、「指導者としての資質を著しく欠いている」と厳しく批判し、ヒアリングの際の態度からも「反省していないと感じた」と述べた。
中間報告書によると、問題の発覚後、内田氏の指示で一部の日大関係者が口止めを行っていたといい、勝丸弁護士は「不当な圧力でもみ消しを図ろうとしたことは看過できない」と非難。口止めに関与した者は「当然、アメフット部の再建には関わらない」と明言した。
会見では、同部の選手らに対するアンケート調査の結果にも触れた。「内田氏らと加害選手の説明は、どちらが正しいと思うか」との質問に約120人が回答し、「内田氏ら」とした者はゼロだった。勝丸弁護士は「正直、驚かされた」と述べた。
一方、日大の学生からはアメフット部の再生に期待する声も上がった。社会福祉学科3年の男子学生(21)は「問題点を洗い出し、また日本一になれるよう頑張ってほしい」と話した。
[時事通信社]

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