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米、鉄鋼制裁で調査報告=発動すれば貿易摩擦に

2018-01-12 10:53

【ワシントン時事】米商務省は11日、外国製鉄鋼の流入が国家安全保障に与える影響について、トランプ大統領に調査報告書を提出したと発表した。トランプ氏は90日以内に対応を決める。中国が標的との見方が多く、関税引き上げなどの制裁措置を発動すれば、激しい貿易摩擦を引き起こす恐れがある。
調査は、トランプ氏が昨年4月、通商拡大法232条(国防条項)に基づき指示した。調査結果の内容は、対応決定時に公表する。トランプ政権は、中国などの安価な輸入鉄鋼に押され、米メーカーが競争力を失えば、軍用の鉄鋼の国内調達が難しくなると警戒している。
米国が広範囲な制裁を発動すれば、日本や欧州連合(EU)にも影響が及ぶ可能性があるとされ、日欧はトランプ政権に米国法ではなく世界貿易機関(WTO)ルールに基づく制裁を検討するよう働き掛けていた。
[時事通信社]

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