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香港でデモ隊と警官隊衝突=催涙弾も、70人超負傷―逃亡犯条例の改正、混乱拡大

2019-06-12 23:21

【香港時事】香港で拘束した容疑者の中国移送を可能にする「逃亡犯条例」改正案に抗議する反対派のデモは12日、立法会(議会)の敷地内になだれ込み、警官隊と衝突した。警察は催涙弾や、暴徒鎮圧用の「ビーンバッグ弾」を発射。現場は大混乱に陥り、地元メディアによると、デモ隊と警察の双方に70人以上の負傷者が出た。
警察側はメディアに対し、デモ隊の投てきなどの行為を「暴動」と表現。「繰り返し警告した後、武力行使せざるを得なかった」と説明した。香港政府トップの林鄭月娥行政長官は同日夜、市民に対してビデオメッセージを発信。警察と同様に「暴動」という言葉を使用し、「平和的かつ理性的な方法での問題解決を望む」と訴えた。
同日午前11時(日本時間正午)に予定されていた改正案の審議は、立法会への道がデモ隊で埋め尽くされたため、延期を余儀なくされた。
12日夕には仕事や学校帰りとみられる市民も合流し、デモの規模はさらに拡大した。
デモ隊の一部は、立法会議事堂を封鎖する警官隊に傘やペットボトルを投げ付け、警察は催涙弾や放水で応戦した。
デモに参加する若者らの怒りに火を付けたのは、9日に100万人もの市民がデモに参加し反対の意思を示したにもかかわらず、政府が早々に審議続行を決めたことだ。11日には立法会議長が審議を加速する方針を示し、民意を完全に無視。デモ参加者は「あれだけ声を上げてもまだ足りないのか」と叫び、2014年の大規模デモ「雨傘運動」以来の激しい抗議行動に打って出た。
香港の人権団体・中国人権民主化運動情報センターによると、中国政府の高官が12日、香港に隣接する広東省を訪問。香港側に改正案の撤廃を指示したという情報も香港では流れたが、真偽は分かっていない。
[時事通信社]

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